6月3日(水)
「卓球温泉」を観に行く。
冒頭、松坂慶子が演じる
平凡を絵に描いたような主婦「園子さん」の
息が詰まるようなマンションでの生活光景を見て、
昔、羽田から浜松町へ向かうモノレールの中から立ち並ぶマンション群を目の当たりにした時
「まるで人間の巣という感じだなあ」と思ったことを生々しく思い出した。
そして、家出先の温泉町での生活の中で
次第にみずみずしさを取り戻していく園子さんの、
なんと魅力的なことか。
健康的な色気、というのはこういうことを言うのだろうなあ。
荒くれ者のダンプの運ちゃんが、はにかみながら
「俺、あんたみたいな人、好みのタイプです」
と言った時の気持ち、わかるなあ。
エンドロール、矢野顕子の「丘を越えて」が流れてきた時、
なんだかすごくうれしい気持ちになった。
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