2月14日(土)
「スポーン」を観に行ってしまう。
ド派手なタイトルロールを目の当たりにして、しょってから激烈な不安に駆られるが、
予感は大的中。
CGで漫画的な表現をするという意図はわかるのだが
結局、野放図に派手になってしまっているだけで
非常に悪趣味な印象を受ける。
コミック版スポーンが本来持っているスタイリッシュな格好良さと、
切なく、哀しく、深みのある心理描写、
時として猛々しく時として静かな深淵の闇の世界、
そして研ぎ澄まされたシャープな感覚が全く再現されていない。
初日なので結構な行列が出来ていたが、
中身の方は、わざわざ行列までして見に来た人達が暴れだすんじゃないかと
心配になってしまうような出来だった。
俺は最初からB級馬鹿映画のノリを期待して観に行ったので、まあ良かったんだが。
スポーンのアクション自体は、まあそれなりにカッコ良かったし、
「映画版フィギュアの出来の良さ」も確認できたし。
でも、正直なところ「スペーストラッカー」の方が
笑わせてくれた分、まだ面白かったと言わざるを得ない。
1時間38分、飽きずに見せるほどのパワーはなかったと言い切ってしまおう。
人に「どうだった?」と聞かれたら、
「これ観に行く金があるなら、コミックス版買った方がいいよ」と答える所存。
前へ戻る