6月20日(土)
田中とインドのスーパーセクシーヒゲオヤジ映画、
「ムトゥ・踊るマハラジャ」を観に行ってしまう。
主演はインドの大スター、ラジニカーント。
この人日本では全く無名だが、本国では本当にスーパースターらしい。
映画冒頭、タイトルよりド派手に
「SUPER STAR RAJNI」というロゴが出てきて度肝を抜かれる。
そして本編。
クドい劇画調のタイトルロールが終わり、導入部分数分後に
ラジニカーント演じる主人公、スーパーセクシーヒゲオヤジ・ムトゥ(職業:使用人)の登場。
お祈りを済ませ、寺院から走り出てきたムトゥ、
なにを思ったかおもむろにハイジャンプ、空中回転をしながら颯爽と馬車に乗り込み、走り始める。
なんだなんだ、インドではこうやって馬車に乗らなきゃいかんのか!?と目を白黒させていると、
馬車上でムトゥが力強く歌い始め、ミュージカルシーンに突入。
もう、この辺からどうとでもなれと言う感じで、なにが起こっても許せる気分になってしまう。
劇中でも、誰もがムトゥの魅力の虜になる、という描かれ方をしているが、
それは観客も同様。その脂ぎった笑顔に抗いがたい魅力を感じるようになってしまう。
まさにスーパーセクシーヒゲオヤジの本領発揮だ(笑)
これ以上詳細を記しても無意味だと思うので端折るが、
このあとはもう何でもあり。観客が期待していることはたいがい何でも起こる。
あまりにも何でも詰め込んでいるので、2時間45分という
この手のライトな映画としては信じがたいほどの長尺。
まっとうなことを書いてしまうと、
ミュージカルシーンの完成度は高く(これについては掛け値無し)
アクションシーンなども盛りだくさん、加えて
ラジニカーントのカリスマとインド映画に対する物珍しさなどに引っ張られて最後まで楽しめるが、
作品としては総じて稚拙。
お約束以外の要素がきわめて希薄で、脚本自体は学芸会レベル…とまでは言い過ぎか。
ある意味コヤで観てナンボの作品なので、
少しでも興味があるなら、ビデオ化を待つより無理をしてでも見に行った方が良いかも。
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