ヤ行

ゆみみみっくす(MCD、SS他)
デジコミと言うジャンルのエポックメイキングとも言うべき作品。
ほぼ全編フルサイズのアニメーションと言う荒技をやってのけて、
当時のマニアの度肝を抜いた。
開発は「技術の」ゲームアーツ、原作は竹本泉。たまらん。
これのためだけにメガCDを買った輩は数知れず。
当時、アニメ化は難しいと言われていた竹本泉作品をものの見事に再現して、
「ああ、世の中には不可能なことなんてないんだ」
と思わせてくれた作品。

夢見館の物語(MCD)
飯野賢治が
「D」とか「E0」とかいう作品を作ってご満悦になっているこのご時世ですが、
「D」より以前、メガCDに、
システムがよく似た、なおかつはるかに素晴らしい作品がありました。
それが、「夢見館の物語」です。
内容は、ある少年が謎の洋館の奥に消えた幼い妹を
彼女が不思議な力によって蝶へと変えられてしまう前に救い出すと言ったものでしたが、
その中身は即物的な恐怖物語などではなく、
人生の悲しさ、切なさを、
美しい映像を駆使してリリカルに謳い上げた秀作でした。
特に、折笠愛演じるピアニストをはじめとした、夢見館の住人達の
ラスト前のモノローグが絶品。
私は思わず泣きそうになってしまいました。
もう何年も前の作品の事なのに、未だに心に深く残っています。
また、メガCDの性能の限界のため、かなり画像は荒かったのですが、
それが逆に、より幻想的な雰囲気を醸し出していました。
なぜこの作品が評価されずに、飯野賢治の作品が評価されるのか、
私には理解できません。
と、いらだちのあまり思わず丁寧な言葉遣いになってしまったけど、、
これ読んで間違えてサターン版の
「真説 夢見館」なんか買っちゃだめよ(笑)。

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